安全運航への取り組み

1.安全方針

安全は公共交通機関の最も基本的な責務であり、公共機関に対する利用者の信頼の根本をなすものであるとの共通認識のもと、以下の安全方針を定める。

1. 海上運送法など、関係法令及び社内規定の遵守。
2. 安全を最優先とした運航の実施。
3. 旅客運送の安全確保に関し、継続的取り組みの実施。

2.安全重点施策

安全方針に基づき、社内に安全最優先意識の徹底を図り、全従業員がこれを徹底して実行すべく、当社の使用する旅客船（以下「船舶」という。）の業務（付随する業務を含む。以下同じ。）を安全、適正かつ円滑に処理するための責任体制及び業務実施の基準を明確にし、もって全社員一丸となって輸送の安全を確保することを目的とする。

当該目的のため、令和６年度においては以下の事項を安全重点施策とする。

1. 船舶においては、ヒヤリハット等を報告しやすい環境作りに努め、ヒューマンエラー等防止対策として実践する。また、的確な出航判断と十分な見張り及び確実かつ慎重な操船を行い安全運航に努める。
2. 気象・海象情報収集に努め、運航中止基準に達するとの予報情報を得た場合、または達すると予想される情報を得た場合は、運航を中止することをためらってはならない。また、航海中に荒天に遭遇した場合、直ちに針路速度を調整し、乗客と航海の安全を図ること。
3. 乗客の安全誘導に注意を払うこと。待合所から乗船口まで、下船時から安全な場所まで、充分注意をしながらお客を誘導すること。必要な声かけはこれをためらってはならないこと。
4. 安全管理体制を維持改善するために必要な教育訓練等を実施し、船舶及び陸上の全社員に対して『安全管理体制』を確立し、維持するために必要な教育・訓練を実施し安全輸送に関する能力の向上を図る。
5. 船舶及び関連施設の始業・終業点検を励行すること。また、点検を通じ不具合の早期発見に努めること。

3.運航基準

4.その他の規程

• 作業規程 - PDF (184KB)
• 事故処理基準 - PDF (418KB)
• 安全管理規程 - PDF (344KB)

5.安全統括管理者及び運航管理者に係る情報

• 安全統括管理者：取締役船舶運航部長　令和２年１２月１１日選任
• 運航管理者　　：取締役船舶運航部長　令和１年　７月１１日選任